
導入事例 -お薬のこと、きちんと説明いたします。-
株式会社 ベイシア様
成分検索や説明を迅速化、
顧客対応や商品提案に大きく役立っている
1都13県に約140店舗のショッピングセンター事業を展開する株式会社ベイシア(1996年11月設立)は、このうち72店舗でOTC医薬品販売を展開しており、すべての店舗で「お薬のこと、きちんと説明いたします。」を導入しています。今回は衣食住を総合的に扱うスーパーセンター、前橋モール店での利用シーンをお聞きしました。
画面を見れば、操作イメージが湧いてくる
同店では、情報カウンターに専用スタンドを設置し「お薬のこと、きちんと説明いたします。」をタブレットで使っていますが、スタンドから外して店内の持ち歩き用としても使用しています。タブレットには、返品伝票などの作成や、POP作成用のメニューも入っているため、同時に複数のメニューを立ち上げて、シーンに応じて使い分けているそうです。お客様からは、店頭で取り扱いのない商品をたずねられることがあり「同じような成分のお薬がありますか?」と言われることがあるといいます。そういう時、このリーダーでその商品を検索し画面で表示。「成分・成分量がサッと表示されますから、お客様と一緒に確認していただくのにとても役立ちます。」と薬剤師の長谷川みどり先生。バーコードの読み取りから表示まで、わずか1~2秒。お客様の質問に答えながら、次々に検索、表示を繰り返します。「時間をかけてゆっくり、というのが難しい時、素早く操作できるのは助かります。相談をお聞きしながら、タブレットのメニューでどの検索がいいか、表示上のどこを確認したらいいか…。操作も簡単ですし画面からイメージが湧いてきます。目的の内容が見つけやすいのもいいですね。」

お客様と一緒に成分を確認できる
内服薬に限らず、外用薬でも使用年齢に制限がある医薬品にも注意が必要だといいます。「夏の時期は、お母様がお子さんと一緒に虫除けを買いにくる場合が多いのですが、成分中のディートの割合が高い商品は、12歳未満のお子様は使用できません。表示を見せて説明しながら、『お子さんと一緒に使用されるなら、こちらの商品がいいですよ』という感じに使っています」。添付文書の使用上の注意に記載される年齢区分ごとの使用量は、画面上では年齢アイコンで表示されるため、すぐに内容を確認したい際には便利だといいます。「パッケージなどの内容は表示が細かいですし、成分などはお客様自身で確認していただくのは難しいです。これは携帯できるタブレットなので、お客様と一緒に確認してもらうことができて、指導の際は便利ですよ」と話します。

風邪の流行時期は、風邪薬とのど飴をセットで購入していくお客様が多く来店するといいます。「『どういう症状でお使いになりますか』と、お聞きしするようにしています。のど飴でも、マオウが含まれるものは、エフェドリンと同等の作用があります。のど飴と言えども、風邪薬に含まれている成分と重複し、使用量を超えてしまう恐れもあります。そういった場合は、殺菌作用のある別のトローチやのど飴の商品をお勧めしています。」
日々の商品理解にも役立つ
最近のOTC医薬品には、『早く直したい』 『効き目が良いもの』というニーズを反映して、医療用に近い医薬品が店頭にも多く並ぶようになってきました。イブプロフェンを成分とする解熱鎮痛薬や風邪薬の商品は、市販薬として認められる最大量を配合した効き目の強い商品が店頭に並びます。「市販薬でも、持病があったり、医薬品の飲み合わせによっては、副作用の出る恐れがあります。(薬剤師は)その怖さを知っていますからね。お客様に合った安全な商品をおすすめするために、まずは商品を知ることから」といい、日々の商品理解にも「お薬のこと、きちんと説明いたします。」を役立てているそうです。


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